UnsplashのMickey O'neilが撮影した写真

「食」を通して人生を豊かに―今こそ学びたい“健康長寿”の栄養学

目次


はじめに

「食べる」という行為は、私たちが生きていくうえで最も身近で、そして最も大切な営みです。けれど、現代社会では時間や仕事の都合から、ついおざなりになりがちな部分でもあります。

忙しい日々のなかで「食」をおろそかにしてしまうことが、心身だけでなく人生そのものにどんな影響を与えるのか――
今回は、そんな「食と健康」の関係をあらためて見つめ直すきっかけとして、「健康長寿のための栄養学講座」をご紹介します。

食をおざなりにした私の失敗体験

実を言うと、私自身も食事の大切さを身をもって痛感したひとりです。
かつて私は、月に200時間を超えるような勤務が続く職場で働いていました。

睡眠を削り、食事はコンビニ弁当やインスタント食品で済ませる毎日。すると、すぐに身体の変化が現れました。集中力が続かず、疲れやすくなり、体型も丸くなっていく。お気に入りの服が入らなくなり、朝の服選びが億劫になっていきました。

やがて「自分らしさ」を失っていくような感覚に襲われ、仕事への意欲まで下がってしまったのです。そんな経験を通して、食事を軽視することが、心身だけでなく経済的にもマイナスの連鎖を生むのだと痛感しました。

だからこそ、「正しい知識をもとに、食を大切にしたい」と強く思い、この講座の受講を決意しました。

美食と日本食の歴史

日本の食文化には、古くから“美と健康”の知恵が息づいています。「医食同源」という言葉が示すように、食は健康と切り離せないもの。味噌や醤油、漬物などの発酵文化は、自然の力を取り入れながら心身を整える知恵として発展してきました。

江戸時代には一汁三菜が食事の基本とされ、バランスよく栄養を摂る食習慣が根づいていきます。

こうした伝統は、現代にも通じる“長寿食”の原点。世界でも日本食が注目される理由がここにあります。

日本食と健康長寿の因果関係

日本人の平均寿命が世界トップクラスであることは広く知られていますが、その背景には“食の質”があります。

低脂肪で高たんぱく、食物繊維が豊富な和食は、生活習慣病のリスクを減らすだけでなく、腸内環境を整える働きも持っています。魚介類に含まれるオメガ3脂肪酸や、発酵食品の乳酸菌、野菜や海藻のミネラル――それらが心身の健康を支える柱となっています。

こうした栄養学的な知識を体系的に学べるのが、

NPO法人日本統合医学協会の「健康長寿の栄養学講座」

です。

「健康長寿の栄養学講座」とは

本講座では、食と健康の関係を科学的・実践的に学びながら、“自分や家族の健康を守る力”を育てることを目的としています。

栄養バランス、生活習慣、代謝や免疫の基礎など、現代人に欠かせないテーマを幅広くカバー。さらに、講座を通して日本食の栄養的価値や、発酵食品の活かし方、疾病予防に役立つ実践的知識も身につけることができます。

オンライン形式なので、仕事の合間や自宅のリラックスタイムにも受講可能。忙しい人でも、自分のペースで学べるのが大きな魅力です。修了後には資格取得も目指せるため、食育・健康・福祉・美容など幅広い分野でのスキルアップにもつながります。

忙しい現代人こそ“知識”で自分を守る

現代の日本人は本当に働き者です。けれど、働くために生きるのではなく、「長く健康に生きるためのはたき方」へと、少しずつシフトしていく時代なのかもしれません。

私もそのひとりです。だからこそ、まずは“知ること”から始めたい。日本が誇る食文化や栄養学の知恵を学ぶことで、自分の身体を根本から見直し、未来の健康に投資できると感じています。

人間の身体は、毎日無数の細胞が生まれ変わっています。そこに十分な栄養を届けることができなければ、将来の自分が困るのは目に見えています。
だからこそ、「今」こそが学びどき

たとえ時間がなくても、正しい知識を持てば、効率的かつ効果的に栄養を摂ることができます。食事は義務ではなく、未来の自分への贈り物。今この瞬間からでも、「食べること」を大切にしていきませんか。

いま、あなたに不足している栄養はなんですか?
100年時代を一緒に生き抜くために、食に関心を向けてみてはいかがでしょうか。

※この記事は、個人的に講座を紹介するものであり、広告はありません。

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