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衣料品メーカー「りらいぶ」(本社:仙台市)は、同社が販売する「リライブシャツα」および「リライブスパッツα」について、自主回収を実施すると発表しました。回収対象は2024年2月以降に製造・販売された約48万着にのぼります。
自主回収の理由
ったことです。
2025年8月に同省が定義を改訂し、「衣類の全体で遠赤外線を輻射する機能を持つこと」が要件として明確化されました。これにより、プリント加工部分など一部のみで輻射する製品は定義に該当しないとされました。
「リライブシャツα」「リライブスパッツα」は遠赤外線効果を持つプリント部分が限定的であったため、この基準を満たさないことが判明。同社は「定義への理解が不足していた」として販売停止と自主回収を決定しました。
製品の安全性と健康影響
これまでに利用者から健康被害の報告はなく、遠赤外線効果そのものが人体に悪影響を及ぼすものではないとしています。したがって、すでに製品を使用している人も、急いで廃棄する必要はありません。
回収方法とクーポン対応
分の商品引換クーポンが提供されます。クーポンを希望しない場合は、購入金額の返金も選択可能です。
回収は同社の公式受付フォームを通じて申し込みを受け付けており、対象商品の確認・返送方法などの詳細もそちらで案内されています。
今後の対応と再発防止策
りらいぶ社は、「定義の認識不足を反省し、医療機器の基準や表現の確認を徹底する」とコメント。販売停止中の該当製品の再開時期は未定ですが、再認可手続きや改良版の開発など、信頼回復に向けた取り組みが進められる見通しです。

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